こんにちは、おじです!
先日おばと立山黒部アルペンルートを、長野県側から抜ける旅をしてきました。
今回の記事では、そんな旅の様子をゆるーくレポートします。
皆さんの旅行計画の参考になるかと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
【参考情報】
時期:9月19日(金)
※このブログでは、おじ=私、おば=妻としてお読みください。
大町温泉郷バス停
私たちは、前日に大町温泉郷の宿『緑翠亭景水』に泊まりました。
今回の旅はすべて公共交通機関で移動していたため、立山黒部アルペンルートの長野県側の入口となる駅『扇沢駅』まではバスで行く必要がありました。
扇沢駅行のバスは、旅館からの最寄りのバス停『大町温泉郷バス停』から乗ります。

旅館から徒歩で約10分ほどで到着する距離なのですが、旅館からバス停まで送ってくれるとのことだったので、乗せてもらいました。

おじ
いや~、ありがたいよねぇ
緑翠亭景水についてはこちら⇛公式
大町温泉郷~扇沢駅
大町温泉郷から扇沢駅まではバスでおよそ30分くらいでした。
扇沢駅までのバスの時刻表⇛アルピコ交通株式会社

おじ
時期や曜日によって時刻が変わるから、よく確認して計画を建てよう!
私たちは9:13発のバスに乗りましたが、バス停に乗った時点で8割ほど席が埋まっていて、最終的にはほぼ満席になりました。

おば
土日や時期によっては座れないかもしれないね
前もってチケットが買える駅があるようですが、そうでない場合は現金支払いになるので、あらかじめ用意しておくことをおすすめします。
扇沢駅までのバスの運賃表⇛運賃表
ちなみに『手荷物回送サービス』といって、手荷物を特定の駅や宿泊施設から、特定のへ駅や宿泊施設へ届けてくれるというサービスがあります。
身軽に行動したいという人はこのサービスを使ってみるのもいいかもしれませんね。
詳しくはこちら⇛手荷物回送サービス・アルペンポーターサービス
扇沢駅
今は多くの外国人観光客もアルペンルートへ来るので、平日であっても混雑を予測しておきましょう。
この日は、まだ紅葉には少し早い時期でしたが、そこそこ多くの人が来ていました。
当日チケットを買ってもいいのですが、時間通りに行動したいのであれば、あらかじめWebでチケットを予約しておいて、券売機で発券したほうが安心です。

おじ
実際、窓口には多くの人が並んでいたけど、券売機には行列はできていなかったよね
ただし、私のような障害者で障害者割引を使用する人は注意が必要です。
Webでチケットの予約をすることは可能ですが、発券は発券機が使用できません。当然ですが、障害者であることを証明する必要があるので、チケットの発券は窓口で行ってください。
詳しくは公式で確認してください⇛ 障がい者割引をご利用のお客様へ(公式ページ)

おば
どうせ窓口行くならWebで予約する必要ないんじゃない?

まぁそうなんだけど、それでも少しは手続きの手間を省くことができるよ
無事チケットを買ったら電気バスで黒部ダムへ向かいます。
バスは一つの時間帯で3台ほど出るのですが、それでも座れず立っている人も大勢いました。約15分というそれほど長くはない移動時間ですが、どうしても座りたいという人は早めに並ぶか、最初から後ろに並んでいるバスに向かうことをおすすめします。(バス乗り場に近い駅出口から、3台ほどバスが並んで待っています)
黒部ダム
黒部ダムに到着しました。
黒部ダムの駅に到着したら、まず展望台方面とダム方面と道が別れます。
私たちは展望台へはいかず、ダム方面へ向かいました。
ダム方面へのトンネルを抜けるとまず目に入るのがここ!!

ここは撮影スポットなので撮る人の列ができます笑
ここでゆっくり周辺の景色を楽しみたい人に向けた裏技を教えます。
それは、ズバリ…
この撮影スポットをスルーすることです!!
ここは観光地。複数の団体客が訪れます。当然こういったインスタ映えスポット的な場所には並んででも撮影したいと考えるようです。
そこで、『多くの人が行列を作っている間に先へ進んでしまおう!』という作戦なのです。私もおばも、何が何でも映えるスポットで写真を撮りたいというタイプではないので、スルーすることにそれほどの抵抗感はありませんでした。

おじ
周囲に人が少ない環境を作ることが、旅を楽しむコツだよね
黒部ダム観光のメインと言えば放水だと思いますが、観光放水の期間は2025年は10月15日までだそうで、意外と早く見納めとなってしまうのです。
観光放水参考情報⇛黒部ダム観光ページ


虹が見れて、ラッキー!!
黒部ダムにはいくつかの観光スポットがあります。
- 観光放水
- 展望台
- 殉職者171名の慰霊碑
- 特設会場
私たちは、観光放水を上から見ながら、ゆっくりと黒部湖駅へ歩いて向かいました。

おじ
黒部湖駅へは歩いていくしか手段はないよ
ちなみに、観光放水は『放水観光ステージ』から、より迫力を感じながら観ることができます。
黒部ダムの観光スポット参考ページ⇛黒部ダム観光ページ
黒部湖駅のすぐ手前に左右に別れる道があるのですが、その道を左に曲がって道なりに進むと遊歩道と橋があります。黒部ダムを見ながらの散歩も気持ちいいので、時間に余裕がある人はぜひ訪れてみてください。

黒部平
黒部ダムとその周辺を満喫したら、次に向かうのは黒部平です。
黒部湖から黒部平へはケーブルカーで向かいます。およそ5分で到着してしまうのであっという間です。


黒部平駅までは景色とか何も見えないから、ただの移動って感じだったよ
黒部平駅に到着して展望台へ行くと、なんと開放的な景色が待っていました!
テラスもあって、ゆっくりとくつろぎながら雄大な山々を眺めることができます。


喜ぶおじ
晴れてくれたおかげで気持ちのいい眺めだったよ
黒部平と次の大観峰は、特にこれといったスポットはなく、雄大な景色を眺めるのがメインとなります。
なので、ひとしきり景色と美味しい空気を味わって次の大観峰へ向かいました。
大観峰
大観峰へはロープウェイで向かいます。5分くらいの短い移動ですが、窓が大きく景色がよく見えるので、天気が良ければ気持ちのいい移動となります。
そういえばこの日、私たちが扇沢駅についた時点では曇っていて、大観峰も景色が何も見えないという天気でした。
ところが、実際現地についてみると素晴らしい晴れっぷり!


おじ
ここのテラスも眺めが良くて最高だよね
室堂
大観峰から次の室堂までは電気バスで向かいます。約10分ほどの道のりです。
室堂駅に到着した時間帯がちょうどお昼時だったので、まずはレストランへ向かいました。
ランチ
私たちは室堂駅から一番近い『ホテル立山』の『レストラン立山』で昼食をとりました。ここは大きな施設なので大勢の人で賑わっていました。
ここで昼食とる人が多く、レストラン自体は広いのですが、大きめのテーブルに相席となる可能性が高いです。

室堂ターミナルのフード情報⇛ホテル立山公式
レストランの隣にはお土産コーナーもあります。
ターミナル周辺
ターミナルから外に出てみくりが池方面へ向かおうとすると、記念写真を撮ってくれるサービスがあります。観光地あるあるですね。
せっかくなので撮ってもらいました。料金は写真の大きさによって違うので現地で確認して見てください。撮影自体は無料なので、買わないということもできます。
他にも見どころがあるので、時間の許す限り散策してみてください。
みくりが池
室堂周辺の観光といえば『みくりが池』が有名です。室堂ターミナルから徒歩15分ほどで到着できるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
ちなみにこの日の数日前に、この池で熊が泳いでいるのが目撃されたようです。
人が大勢いても現れるようなので要注意ですね。

この近辺の遊歩道付近でも熊の目撃情報があったから怖いわ~
とはいえ、雄大な山々をバックに見るみくりが池はとてもきれいでした。

もっと奥にも訪れるスポットがありますが、私たちは池を見て引き返しました。

おじ
室堂周辺は歩きやすいように整備されてはいるけど、基本的にデコボコ道だったりアップダウンがあったりするから、歩きやすい靴は必須だよ
室堂ターミナルにはコインロッカーがあったので、私たちは昼食後大きい荷物を預けてから周辺を散策しました。

おじ
大勢人がいた割にはコインロッカー余裕で空いてたけど、あるの知らない人多いのかな?
室堂駅と周辺情報⇛富山公式観光サイト/立山黒部アルペンルート公式
美女平
室堂エリアを満喫したら次は美女平になります。美女平まではバスで50分と少し移動時間が長いので、出発前にトイレに行っておくことをおすすめします。
道中の道は大きくうねっているので、乗物酔いする人は要注意です。
天気が良ければバスからの眺めが最高だと思うのですが、あいにく私たちが移動している間ずっと濃霧に包まれていたので、外の景色は真っ白でほぼ何も見えませんでした😅

眠っていたおじ
予想はしてたけど、やっぱり山の上は天気が変わりやすいよね
美女平の駅周辺も散策を楽しめるような雰囲気でしたが、さすがに疲れていたので、ここではトイレ休憩だけして次に向かいました。
美女平周辺⇛立山黒部アルペンルート公式
立山駅
美女平駅から終点立山駅まではケーブルカーで下ります。行きのケーブルカー同様トンネル内を移動するだけなので景色はほどんど見えません。
7分ほどで到着します。

駅からトンネルまでのわずかな距離だけ外の風景が見えるけどあっという間だったね
立山駅は、扇沢駅と同様に発着駅なので、ご飯食べたりおみやげ買ったりすることができます。
電車に乗る場合は、案内に従って階段を降ります。
私たちは、富山市内のホテルに泊まるので、富山駅に向かいます。
私は、扇沢駅~地鉄富山駅までの切符を買っていました。私たちのように立山駅から富山駅まで特急で向かう人は、立山駅の券売機で特急券を買う必要があるので注意してください。(私と同じ切符をネットで予約しても、その金額に特急料金は含まれていません)


電車で富山市内向かう人が少ないのか、車内はガラガラだったよ
富山駅
ホテルへ向かう前に夕食を食べました。
やっぱりせっかく富山に来たので、海鮮系の物食べたいですよね。
廻る富山湾すし玉
実は旅行行く前から何店舗か目星をつけていて、まずその中で一番行きたかったお店『廻る富山湾すし玉』に行ったら空いていたので、ほとんど待たずに入れました。
といっても、時間が17時頃で、夕食には早い時間なので当然ですね😅
でも、このお店人気店でピーク時に行ったら並ぶそうなので、早めに行って正解でした。



気に入ったおば
どのネタもとても美味しかったけど、白エビ唐揚げと白エビ軍艦が特においしかったよ!

やっぱ富山に来たら白エビ食べなきゃだな
あ、『廻る』と言ってもお寿司は回りません。湯呑みとかが回っているだけです。
注文はタッチパネルで、ネタは握っている人が直接渡してくれたり、スタッフの方が席まで運んでくれるスタイルでした。
会計終わってお店出たら、行列ができていました。早くお店入って良かったです😌

この記事が、立山黒部アルペンルートの旅行を計画している人の参考になったなら嬉しいぜ
