おじ、まさかの病気発覚編
皆さん手術や入院の経験ってありますか?
2020年11月に心臓の手術をしてまして、その手術の影響で2021年12月に再手術を行いました。
今回はこの2回の手術と入院、手術することになる経緯や術後の様子など今までの私が経験したことなどを当時の心境を交えて書き綴っていきます。
【退院編】までお付き合いいただけたら嬉しく思います。
手術や入院を経験した事がない人やこれからやる人が、参考になるような記事が書けるようがんばります!
※この記事では、おじ=私、おば=妻としてお読み下さい
その日は突然やってきた
きっかけ
そもそもなぜ病院に行くことになったかをお話しします。
2020年9月に心臓にチクチクする痛みがあり最初は何とも思わなかったのですが、このチクチクは4日間ほど続きました。
「これ何なんだろうな?」と気にはなりましたが、その時点ではまだ病院へ行こうと思うまでには至っていませんでした。
ただ、私より心配していたおばが色々と調べてくれて「これって病院で診てもらったほうが良いんじゃない?」と言ってくれたのでそこでやっと診てもらおうと重い腰を上げました。
本当は言われても大げさなんじゃ?とは思いましたが😅
【おばの知恵袋】
おばは何を調べて診てもらったほうが良いと言ったかというと、おじは、夜寝る時に左腕と左の歯が痛くなる現象に悩まされていました。
その原因を調べていたら、それは放散痛で、もしかしたら心臓が悪いのかもという判断になりました。
近所のクリニックで初診
翌日、有休を取り近所の内科クリニックに向かいました。
診断結果は「狭心症の疑いがあるから大きい病院で詳しく検査したほうがいい」との事でした。
おばの言う事聞いといて良かったわー!
という事で病院の紹介状を書いてもらい、近くの総合病院へ診てもらうことになりました。
総合病院で検査
紹介状を書いてもらった日はすでに夕方で、もう病院での診察時間が終了していたためその日は帰宅しました。
まだその時は緊急性が無かったので、翌日には行かず会社での仕事の様子を見て、数日後に病院へ行きました。
病院での最初の検査は心エコーでした。
検査の結果診て医師は
「うーん…この画像じゃ何とも言えないからもっと詳しく調べましょう」
という事で次にやったのは…すみません、名前忘れてしまいました💦
内容はというと、簡単に言うとほぼ胃カメラですね
胃カメラの経験ない私はもう内心ドキドキですよ
しかも胃カメラより太いとか言うじゃないですか(ヒー!)
まず仰向けにされて飲み込むタイプの麻酔を口に入れられます。
例えるなら粘度のめっちゃ濃いゼリーみたいな感触でしたね。
で、最初はそれを飲まずに口内に留めておけと…
数分放置されるのですが、唾液も出るし飲み込みたいのを我慢し続けて既につらいです😫
舌が麻痺してきたころに医師から「飲み込んで良いよ~」って言われゴクリッ…。
「これ効いてるのか?」って思っていたら、胃カメラみたいなやつを入れ始められました。
「苦しかったら言ってね~」
「オエェェ!ぐるぜぃーです!」
「そっか!がんばってね~」
なんそれっ!苦しかったら言えって言ったのはどういう事だったの?
なんやかんやでヨダレ垂れ流しながらなんとか終わりました。
検査結果出るのを待ってる間もの喉の奥が痛かったですね…ふぅ
若い人ほど嘔吐反射が強く、えずきやすいそうです。
あと、のどに管を入れられている時は苦しくても、落ち着いて鼻で息をすると少しは楽になりますよ。
心不全の疑い?
担当の医師が検査結果を説明に再び来ました。
医師からは「検査の結果は異状ないから特に心配ないね」って事だったんだけど
そんなはずないっ!
そう思う根拠が私にはありました。
実は、初診を受けた近所のクリニックでの診察からこの病院へ来る間に私の体には危惧すべき変化があったのです。
就寝時に、仰向けになるとすごく息が苦しくて体を起こすと楽になるという症状があらわれていたのです。
という事があったので、何もないはずはない!と思いその症状を医師に説明しました。
すると「それって心不全の人がよく言う症状なんだよね…」って言うじゃないですか!
心不全!?
で、その医師から「心臓の事に詳しい心臓外科の先生に一度診てもらおうか」って言われたけど『心不全』って言葉がショック過ぎて先の事が考えられなくなりました。
だって心不全って、ドラマとかでお年寄りが亡くなる時に言われるイメージありません?
俺死ぬのか?
恩人との出会い
紹介してもらった心臓外科の先生(以後、先生と呼びます)に初めて診察してもらう間、私はずっとフワフワしててその間の事はほとんど覚えていません。
暗い気持ちのまま指定された日に病院に行きました。
その日は、先生が先日の検査結果を見ながら私と話をするという形でした。
やはり先生もこの検査結果からは、特に異状は見られないとの事でしたが、私のあの就寝時の症状を真剣に受け止めてくれ「更に詳しい検査をしましょう」と言ってくれました。
検査日を決めて、その日は暗い気持ちは晴れぬまま帰宅します。
実はこの先生が後の私の恩人となる人なのです。
この時はまだ、この先生と長い付き合いになるとは思ってもいませんでした。
生まれて初めての入院
私、この時まだ生まれて一度も入院ってしたことなかったのです。
そう、この検査一泊二日の検査入院なのです。
はぁ~昨日新婚旅行から帰って来たばかりなのになぁ…
そう、この日は新婚旅行の翌日だったのです。
最初に近所の内科クリニックに行ってから初めて病院へ行く間、おじとおばは籍を入れたのです。
それは置いといて
検査内容は腕から入れるタイプのカテーテル検査でした。
やったことある人なら分ると思いますが、体の中に温かい液体が流れて変な感じなんですよね💦
一泊二日とは言え初めての入院…
一泊だけどすごいストレスでした。当たり前か(^-^;
私は枕が変わると熟睡できないタイプですので、病院の枕が合わず当然のように睡眠不足に(;^ω^)
検査翌日、ドキドキしながら検査結果を聞きます。
余命を言われるんか?
おじと同じで枕が変わると眠れなくなるタイプの人は、枕持参した方が良いです。あと、病室にティッシュがないのでこれも持参必須です。
病気発覚
検査の結果は、心不全…ではありませんでした(´▽`)
ホッとしたのもつかの間、違う病気が発覚しました。
病名は、大動脈弁閉鎖不全症(先天性二尖弁)でした。
この病気は、通常心臓の弁というのは3枚で構成されているのですが、私の場合は生まれつき2枚しかなかったようです。
そのため、弁は本来心臓から送り出された血液が心臓に戻らないよう蓋をする役割があるのですが、私の場合2枚しかないので、しっかりと蓋がされず心臓へ血液が逆流してしまっていました。
先生の説明では、逆流のレベルを1~4で言うらしいのですが、私の場合4でした。
つまり逆流しまくりでした。
後になって思い返してみれば最近疲れやすいなぁ、なんて事が良くありましたね🤔
これは放って置いても良くなる事はなく、今は良くてもいずれ手術する事になると言われました。
どうせやらなければならないなら早めにやってしまおう、と考えその時点で最短で手術できる日を聞いて決めてしまいました。
入院と手術日が決まった時でも、「俺本当に手術しなきゃいけんほど悪いのか?」なんて半信半疑でした。
まさか俺が手術するなんて…
実は、初めて病院で検査してもらったとき医師に「検査結果は異状ない」と言われ、その言葉を信じて病院を後にしてたらこの病気は発見されなかったのです。
そんなはずはない!と感じ医師に納得してもらうよう粘った結果が良かったのです。
皆さんも、問題ないと言われても納得いかない場合は妥協せずしっかり調べてもらいましょう!
この続きは次の投稿で!